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超高エネルギー宇宙線とは
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東京大学宇宙線研究所明野観測所の広域空気シャワーアレイ(AGASA)
は、 1020電子ボルト(16ジュール)を越える超高エネルギーの宇宙線を現在までに10例観測しています。
一方、これまでに行なわれた他の宇宙観測実験によって宇宙はビッグバンの痕跡であるマイクロ波(3K放射といいます)
で満たされていることがわかっています。
もし、超高エネルギー宇宙線の源がわれわれの銀河より外にあったならば、
このマイクロ波と反応して遮られてほとんど地球に届くことができないと理論的に予想されています。
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AGASAで観測された超高エネルギー宇宙線のエネルギー分布。
青線が理論予想、赤点が理論予想を超える領域のデータを示す。
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超高エネルギー宇宙線の到来方向を銀河座標分布。
赤点は1020電子ボルト以上のエネルギーを持つ宇宙線、
緑点は1019.6電子ボルト以上のエネルギーを持つ宇宙線の到来方向を表している。
水色の円は2つ以上のデータが重なっているところ。
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しかし、地球の近くには超高エネルギーに粒子を加速できる天体が見当たらず、
また超高エネルギー宇宙線の到来方向を、他の望遠鏡などで観測してみても特異な天体はみつかっていません。
すなわちAGASAで観測された10例はこれまでに知られていない物理あるいは天体現象によって生まれ
そして伝播して来たと考えられます。
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mail:
wmaster@www-ta.icrr.u-tokyo.ac.jp